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SNSによるコミュニケーションにご注意!知人や友人との誹謗中傷トラブル

知人・友人同士の誹謗中傷トラブルは、メッセージから誤解を生じて思っていないことまで言い合いになるケースが多いです。何か問題や不安・不満が発生した際は、会って話すか電話するなどネット以外の方法で解決することをおすすめします。

知人・友人同士の誹謗中傷トラブル

LINEやSNSなどネットのコミュニケーションは、会った時に面と向かって言いにくいことでも文章にして伝えやすい特性があります。
また、文章やスタンプ等を使ったやり取りは、意味や抱いている感情の誤解を与えるリスクが高く、仲の良い知人・友人同士で誹謗中傷をするトラブルに発展するケースが多いです。

 

加減をせずに言いたいことを好き放題言ってしまい、大切な人との関係悪化や学校・職場内でイジメを受けるキッカケになるトラブル事例がたくさんあります。
ネットでのコミュニケーションはリスクがあることを理解し、ネット上での議論や言い合いを極力避けるようにしてください。

 

誤解が多い

 

誤解で傷つくイメージ

 

メッセージやSNS・掲示板等を通じたトラブルでもっとも多いのは、送信者の気持ちや思惑を誤解して誹謗中傷と捉えてしまうケースです。
送信者側は冗談のつもりで言っていたことでも、受信者側は冗談として捉えていなく、深く傷ついて怒りの感情を抱くことも多いです。

 

メッセージのやり取りはすれ違いや誤解をとても生みやすいものです。
何か気に障ることがあった際は、メッセージではなく直接顔を見て話すか電話で話すようにしてください。

 

メッセージでのやり取りを続けた場合、双方の感情やテンションが異なり溝が深まってしまう恐れがあります。
打ち間違えで言い方が乱暴になるなど、些細な送信ミスでトラブルになることもあるので「あれ、もしかして誹謗中傷されている?」と思った時は返信するのを一旦ストップしてください。

 

そして冷静になって考えて、どうしても納得のいかない場合はメッセージ以外の方法で確認しましょう。
メッセージだと怒っている感情や不信感が伝わりにくいことを理解し、まずはお互いに誤解が生じていないかの確認を最優先に考えてください。

 

言い合いになったら離脱する

 

知人・友人同士でお互いの誹謗中傷を言い合う、もしくは相手から一方的に誹謗中傷を受けている場合は、早い段階でその場から離れてください。
LINEだったら一時的でもいいのでブロックして相手からのメッセージを表示されなくするSNSならフォローの解除などをするとよいでしょう。

 

ネットを通じた誹謗中傷は、どんどんエスカレートして過激なやり取りに発展するケースが多いです。
思っていないことでも、相手からひどいことを言われたから同等のことを言い返すなど、事態が泥沼化してしまいます。
熱くなりすぎて後から言い過ぎたここまで言われるなんて思っていなかった、などと後悔しても、お互いに言葉に出してしまうと関係を修復するのが困難です。

 

まずはネットでのやり取りを絶ち、直接会って話し合うことが関係悪化を防ぐ最善策です。
納得がいかないのであれば、ネットもリアルも距離を置いて冷却期間を作るとよいでしょう。

 

知人・友人同士の誹謗中傷トラブルは、ネット(メッセージ)以外の方法で解決するように心がけることが泥沼化させないコツです。
泥沼化すると個別のやり取りだけではなく、グループLINEやSNSを巻き込んだトラブルに発展しやすいので注意してください。