
ネット炎上を予防する対策をまとめました。
火のないところに煙は立たないものです。
煙だと疑われるようなものを作らないことが大切で、炎上に繋がる事態に発展した際は感情的にならず冷静に最適な方法を考えるようにしてください。
炎上の多くは誹謗中傷の投稿(コメント)がキッカケになっています。
誹謗中傷の原因を作らないためには、不用意にネット上で情報発信しないことと、世間からの顰蹙を買うような言動をしないことが大切です。
ブラック体質やコンプライアンス違反をしている会社の場合は、ネット上での情報発信をしていなくても従業員や顧客から誹謗中傷の書き込みをされるケースが多いです。
炎上のリスクを認識し、まずはネット民のターゲットにならないような取り組みを徹底させましょう。
参考記事: 誹謗中傷の予防
SNSや掲示板等への投稿を一切行わないことが、もっとも有効な炎上予防対策です。
しかし、集客や自己表現を目的にSNSや掲示板、ブログを活用していきたいと思っている方も多いでしょう。
ネット上での情報発信をしたい場合は、慎重な行動を心がけることが大切です。
たとえば、SNSで投稿したいと思ったことを一度下書きし、一定期間を空けてから再度炎上の危険性がないか確認してから投稿する方法があります。
影響力の大きい芸能人によく見られる炎上予防対策で、誰にも閲覧できない鍵アカウントを作って投稿し、冷静になって読み返してから本アカウントへ投稿する方法もおすすめです。
大企業では公式SNSで投稿する際に、投稿文の作成者と承認者を分けて2重・3重のチェックをしてから投稿しています。
投稿しようと思った時は冷静な判断ができずに炎上の要因を見落とすケースが多いです。
時間を空けて再チェックするなど、慎重に情報発信すれば炎上リスクを軽減できますよ。
ネット上には心のないコメントや、憶測・陥れる目的等で間違った情報を発信されるケースが多数あります。
そして自身の誹謗中傷に関連した投稿を発見した際に、感情的になって反論や否定をして炎上するケースが多いです。
炎上は本人の弁明や釈明から発展するケースが多いので、明らかに間違っていることで安易に反論しないでください。
内容にもよりますが、根拠を提示するなど閲覧する大半の人が納得できる状況でない場合は、誹謗中傷を受けた本人が直接アクションを取らない方がいいです。
間違っている情報や自身に対する誹謗中傷を発見した場合は、削除申請をするなど炎上の原因になる投稿を消す方法がもっとも無難です。
投稿者へ直接連絡できる場合は、大勢の人が見る場所で反論するのではなく、個別に削除と訂正してもらうように申し入れしましょう。
虚偽の情報であれば「間違った情報なので削除しないなら訴える」などと脅す方法も効果的です。
とにかく事態を大きくさせず、何かしらの誹謗中傷が絡んだ出来事は沈静化させることを最優先に考えてください。
削除依頼(送信防止措置)の詳しい方法は、こちらのページで紹介しています。
参考記事:送信防止措置とは